2013年3月
「プレグナ」シリーズは、発売1年が過ぎました。良い製品をお届けするのが、我々の努めだと考えています。発売以来、いろいろなご意見や、要望、懸念を頂戴しました。それらにできるだけ応え、より良い製品となるように、一部成分を変更しました。変更内容は、以下のとおりです。
■ 「プレグナ」 ベーシックのリニューアルについて
- ①ヘム鉄を採用しました
生殖年齢の女性は、常に鉄分が不足しがちと言われており、適切な鉄分の摂取は必須です。食事からも鉄分は摂れますが、効率よく摂取することが求められます。「ヘム鉄」のほうが「非ヘム鉄」より腸での吸収率が数倍高いことが分かっており、「非ヘム鉄」より「ヘム鉄」に変更しました。
- ②アレルギー原因物質を低減しました
花粉症に代表されるアレルギーは、多くの方が抱える問題となっています。また、食物アレルギーは、知らずに食べると命を落としかねない重要なリスクとも言えます。生産原料や工程を見直すことにより、主要なアレルゲンを減らす努力を致しました。従来品では、大豆、卵、ゼラチン、乳を使用していましたが、卵、乳の使用をなくしました。
- ③ビタミンKを外しました
ビタミンKは、有用な栄養素ですが、抗凝固剤のワーファリン(血栓ができることによって起こる様々な病気や、脳梗塞、心筋梗塞、血管の病気などの予防に利用されます)の働きを弱めることがわかっています。多量摂取しなければ問題ないと言えますが、リスクを減らす目的で、ビタミンKを外しました。
- その他(カプセルの色が変わりました)
従来品とリニューアル品を見比べて頂きますと、その色が異なることがわかると思います。淡黄色だったものが、灰白色となっています。ベーシックのカプセルは、透明で、中の成分がそのまま見えます。上に示しました変更の結果ですので、問題ありません。
■ 「プレグナ」 女性用のリニューアルについて
- ①紅景天エキスを加えました
紅景天は、チベット原産のベンケイソウ科の野生多年生草本で、根や根茎が薬効成分として利用されています。有効成分は、約40種類が認められています。必須アミノ酸、タンパク質、各種ビタミン類等の基本的な成分に加え、海抜3,500~5,000mの高地(低酸素、強い紫外線下)に自生する植物ですので特有の成分も見つかっています。滋養強壮用として用いられることが多いようですが、神経細胞の生存率上昇や抗疲労作用が報告されています。さらに、シミ・ソバカスの原因となるメラニンの生成抑制作用のある成分も確認されています。
- ②リコピンを加えました
リコピンは、トマトに含まれる赤い色素で、強い抗酸化作用を有しています。最近の研究では生活習慣病となる様々な病気に対して予防効果が報告されています。「プレグナ」女性用には、複数の抗酸化成分が配合されています。身体の多くの部分で生じる活性酸素に対して効率的に対処するためには、各種の抗酸化成分が必要と考えています。プロアントシアニジン、シリマリン、ビタミンE、レスベラトロール、アスタキサンチン等と共働することが期待できます。
今後もより良い製品作りに努めてまいりますので、「プレグナ」をご愛顧下さい。また、何なりとご意見ご希望をお知らせ下さい。よろしくお願い致します。
以上